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保寿院

「膳夫姫(かしわてひめ)」の伝説

聖徳太子が行幸していた時、沿道の人々が太子をひと目見ようと人垣をつくっていました。その中でたった一人無心で芹(せり)を摘んでいる少女がいました。この少女を聖徳太子が不思議に思い、声を掛けたところ、少女は、「母親が病気で看病のために芹を摘んでいて、太子の行幸を見送ることができません。お許しください」と答えました。太子は少女の親孝行の気持ちに感心し、歌を1首贈りました。少女は太子に対して返歌を贈ったのですが、この返歌がすばらしかったので、太子は再び感心し、少女は後に太子の妃になったという伝説があるそうです。
「膳夫」(かしわて)の地名は、古代の天皇の食事を用意した専属料理人膳夫氏の一族が、現在の膳夫町一帯に住んでおり、また、古くは食器の代わりに木の葉を使用していたことから、これらの呼び名がついたと言われています。

本堂は桁行三間、染間三間、寄棟本瓦葺。
本尊は虚空蔵(こくうぞう)菩薩(立像)で、他に聖徳太子像や弘法大師坐像、不動明王立像などが祀られています。聖徳太子妃膳夫姫(かしわてひめ)がその養母を弔うために建立した「膳夫(かしわて)寺跡」と伝えられています。
7世紀後半の瓦や柱穴のある礎石がここから出土しています。

基本情報

所在地 奈良県橿原市膳夫町
交通・アクセス JR香久山駅 徒歩約13分
近鉄耳成駅 徒歩約15分
備考 4月1日 虚空蔵さん 大法要と護摩焚きなどが行われます。

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